1971年創業。
刺身マグロの開拓者です。
創業当時、マグロは劣化が早く、日常の食卓に並ぶ魚ではありませんでした。そうした中、「マグロは-60℃で保存すれば鮮度が保てる」という研究や1960年代の急速冷凍技術の開発に目をつけたTOREIは、「おいしい刺身マグロを日本の食卓に広める」という想いで事業をスタート。試行錯誤を続け、運搬船や加工凍結船、冷凍倉庫、加工場、輸送トラックなど、物流全体を一定の超低温で繋ぐ超低温バリューチェーンを日本全国に構築。この仕組みを常に進化し続け、TOREIは刺身マグロのトップクラスのシェアを維持しています。
国内トップクラスの
水産総合商社です。
TOREIでは、刺身マグロ、エビ、サーモンはトップクラスの取扱量を誇り、その他多彩な水産物を取り扱っています。スーパーや外食チェーンでこうした水産物が一年中揃っているのは、日本のマーケットに通年安定した価格・品質で供給しているから。TOREIは安定供給を実現するため、世界中の生産者・漁業者と連携し、仕入れ・輸入を行う「商社」機能、国内の自社加工場と国内外の協力加工場で様々な製品を製造し、日本各地の販売先への流通網を持つ「メーカー」機能を兼ね備えています。現在、これらの機能を一貫して提供できる国内屈指の水産総合商社として、揺るぎないポジションを誇っています。
三菱商事グループだから、
最先端・グローバルに挑戦できる。
三菱商事の事業の一つとして水産事業を運営する様々な会社の中で、日本国内における最大の水産会社がTOREIです。三菱商事は先の未来を見据えて「事業に投資する役割」を担い、グループ会社であるTOREIは「投資された事業を活用し、国内外から仕入れ加工し、国内外に販売する役割」を担います。
また、三菱商事とタッグを組み、中長期的な供給や需要の変化を見据え、水産事業をどのように発展させていくべきかを考え、構想を実現させるためのダイナミックな挑戦ができます。さらに、そうした商社ならではのロジカルな戦略や考え方を実践できるという魅力があります。
水産ビジネスをワンストップで挑戦
成長スピードは想像以上。
TOREIの特徴でもある「現場主義」。まず入社後はTOREIグループ全事業の現場を約半年かけて経験します。その後は、若手から自分の担当を持って「自ら仕入れてお客様に売る」という、分業制ではなく、水産ビジネスをワンストップで推進させていきます。その中で、国内外での買い付けを行う、海外への販売にチャレンジする、大手のお客様への販売を拡充するなど、様々なチャレンジができる風土があります。こうした水産ビジネスのプロフェッショナルを育てるスピード感もまた、TOREIならではの魅力です。
貴重な地球の水産資源を
未来へとつなぎます。
世界的に水産物の需要が高まる中、TOREIにとって事業の根幹となる持続可能な水産資源の調達と利用は最重要課題であり、経営戦略の一つとして「環境経営」を掲げています。例えば、2020 年に国内で初めてTOREIが仕入れたMSC 認証を受けた大西洋クロマグロが豊洲市場で取引されたり、エビ、サーモン、ホタテなども、持続可能な水産物として認証を受けたサステナブルシーフードの調達・供給を進めるなど、水産業の未来に責任を持った経営を行っています。