新たな販売営業スタイルで 日本中にTOREIの想いを 届けていく

2014年入社 海洋生物資源学部出身  販売営業:デリカ

Profile

豪快にマグロが水揚げされている写真を見て「おっ、カッコいい!」と興味を持ったのがTOREIだった。海の生物が好きで水産系大学を選び、就職活動も水産会社を狙っていた。そこで知ったTOREIは、大手水産会社が食品全般を扱う中、水産専門商社であるところにピンときた。説明会で「大きな金額を動かし、ダイナミックな仕事ができる」という若手社員の言葉で意欲がより高まり、水産ビジネスの醍醐味を体感すべくTOREIの門を叩き、2014年に入社。

1年目
サーモンの仕入れ部署に配属。海外で買い付け、国内外で加工し、販売するという、川上から川下までの全体像を経験。
5年目
海外出張は年10回以上。仕入れたサーモンの加工場があるベトナムやタイへ渡り、直接加工指示や品質管理を行っていました。
8年目
首都圏エリアへの販売を担う東京支社へ異動。TOREIの中でも「デリカ」を専門に扱う新設部署の立ち上げメンバーとして参画。
〜現在
デリカの人気商材である「寿司」のネタで大口の商談をまとめ、成果を上げる。

Q. 現在の仕事とは?

新たな販売部署で、デリカ商材に挑む

私が所属しているのは、2021年4月に新設された部署です。ここでは、スーパーマーケットの中でも年々人気が高まる「デリカ売場」にズラリと並ぶ、お弁当やお惣菜で使われる水産商材を販売する部署です。その中でも特に、デリカの売れ筋である「お寿司」用の商材営業に力を入れています。

この取り組みって、実はTOREIにとって新たな挑戦なんです。というのも、TOREIは、縦割りの営業スタイルで、同じ店舗でもマグロならマグロ、サーモンならサーモンの知見ある専任部署が担当するのが基本でした。しかし、この部署は、魚種に関係なく包括的に営業しましょうという新しいスタイル。デリカは少量多品種が求められたり、お寿司は当社の主力商品であるマグロもサーモンもエビも入っていますから、単品提案ではなく、1人の営業で幅広く商材が提案できることが強みになり、提案の面を広げて顧客に深く入り込むことができます。この営業スタイルで、現在、大手スーパーのデリカのお寿司、お弁当、お惣菜、さらに大手の食材宅配事業など、顧客の幅も広がっています。

新たな販売部署で、デリカ商材に挑む

Q. 成長させてくれた仕事とは?

最後まで粘り抜いて勝ち取ったマグロの契約

私の担当の1つに、TOREIが長年入り込めずにいた大手スーパーのデリカ部門がありました。狙うは「にぎり寿司」の主役ネタとも言えるマグロ。とはいえ、既に他社とお取引されていて、その品質や価格に不満があるわけでもない。長年の信頼関係もあって、入り込むのは難しい状況でした。

そこでまずは、何かあったら声をかけていただけるような関係性にしたいと思い、定期的に対面での情報提供を続ける中で、冗談を交えたり、直球で話をぶつけたりしながら、私自身のキャラクターを覚えていただくことを心がけました。その甲斐あって、他社のマグロ価格改定のタイミングで、提案の機会を得ることができたのです。

でも、デリカの人気商品となる品質と価格の基準はすごく高いんです。マグロの仕入れ部署と連携して、マグロの種類、色目、解凍方法…試行錯誤しながら価格と折り合う商材を探りました。また、この商材のためだけに加工・物流のオペレーションも組みなおしてもらったり、多くの人も巻き込みました。そうしてTOREI の力を結集した提案をぶつけたのです。しかし、契約には至らず…。やはり今売れているメイン商材のメーカーを変えるというのは、大きな決断ですから理解もできます。改めて、デリカ商材に入り込むことの厳しさを痛感しました。

それでも「TOREIはここまでやる」という気概は見せることができ、そこを顧客も高く評価してくれました。なので、ここで諦めたら本当の負け。次の機会を狙って通い続け、様々な切り口で商材のご案内を続けました。すると半年後に「この間提案してくれたマグロ、新メニューで扱うことできる?」と話をいただけたのです。それが実を結んで契約まで果たすことができ、まさに“粘り勝ち”できた瞬間でした。販売の仕事は一筋縄ではいかないからこそ、信頼を生み出した時は営業冥利に尽きます。そんなTOREIの販売営業の醍醐味を実感した案件でした。

Q. TOREIで実現したいこと

“TOREIブランド”を世の中に広めたい

TOREIの主力商材となる、冷凍マグロ、サーモン、エビの取扱量はトップクラスのシェアを誇ります。この事実は、水産業界で知らない人はいないと言っても過言ではありません。一方で、TOREIの名前が水産売場やデリカの売場で前面に出ることって、ほとんどないんですね。裏方に徹して、漁業と消費者を繋ぎ、日本の魚食を支えてきたのだと思います。

今後のTOREIの成長を見据えた時、やはりもっと“TOREIブランド”の認知度を高めていく必要があると感じます。そのためにも、いつかスーパーや量販店でTOREIの商品だけを並べたコーナーを作りたいというのが、私の夢なんです。

世界屈指のフィッシュイーターである日本の魚食を支えてきたからこそ、海の資源を守りたい、水産業の発展にも貢献していきたい。このように広い視野を持てたのも、ダイナミックな水産ビジネスで業界を牽引するTOREIで働いているからこそだと思います。

Daily schedule

9:00

始業

ToDoリストを作成して、毎日50、60通来るメールに目を通し、返信していきます。

10:00

検品

加工場に入って指示通りに仕上がっているかを実際にチェックして、写真を撮って顧客に送ります。

12:00

ランチ

東京支社には社食があるので、PFCバランスを考えながらメニューを選んで食べています。

13:00

倉庫

商品が着いてない、出てない、壊れている…といったことがないように確認したり、トラブル対応もします。

15:00

見積もり作業

課長が帰る前に、一気に見積もりを仕上げて確認してもらったり、顧客との戦略を話し合ったりします。

19:15

退社

終バスが19時15分発なので、残業してもそれ以上は遅くならずに帰ることができます。

21:00

ジム

ご飯を軽く食べて、猫にもご飯をあげたら、その後は旦那さんと一緒にジムに行って、1時間ほど筋トレします。

22:00

フリータイム

猫との時間の後は、入社時に勉強していたTOEICをリスキリング(学び直し)。950点を目指しています!

Private

最近ハマっているのが乗馬

Q. オフ時間の過ごし方は?

最近ハマっているのが乗馬。動物好きで、馬には一度乗ってみたかったんです。乗馬はすごく心が穏やかになるので、毎日忙しく過ごしている中で、最高のリフレッシュになります。休日は車でいろいろ遠出したりして、仕事を完全に忘れて楽しんでます。

Other Interviews

People Interview Index

調達:マグロ

マグロと本気で向き合い、​
日本中の食卓に​
“美味しい海”を届ける​

調達:エビ

世界のマーケットや
お客様のニーズを掴み​
大好きな“エビ”の魅力を届ける​

調達:サーモン

ピンチをチャンスに変え​
国内マーケットを切り拓く​
サーモンのスペシャリスト​

販売営業:デリカ

新たな販売営業スタイルで
日本中にTOREIの想いを
届けていく​

販売営業:中食・惣菜

急拡大する“中食”に
“美味しい海”という
選択肢を広げたい

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